BUKKOMI

脳直日記です

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シン・ウルトラマン 観ました
https://shin-ultraman.jp/
ようやく観ました~というか以前、観ようと思ってメフィラスと戦うくらいまで観て途中で止めちゃってたんですよねえ。シン・ゴジラは全然そんなことなかったんですが…なんだろう。
シン・ゴジラはストーリーがシンプルで、ゴジラVS人類って感じだったけど、シン・ウルトラマンは怪獣VS人類と思っていたところに、実はそれが外星人たちの掌の上で…というのが複雑というか。人類は蚊帳の外、結局外星人に庇護、もしくは駆除される低次元の存在、というのがちょっとテンション上がらなかったのかもしれない。似た?シチュエーションに、MIBがあるけど、MIBはちゃんとエイリアンVS人類になってるからな~。
もちろん最後は人類が英知を結集して、というラストではあるけどあんまり滾らなかった。「作戦」ではなくて全部ウルトラマンだったからかな。もちろん!かっこいいシーンはたくさんあった!専門家がやたら漢字の多い長台詞いうのとか最高。とはいえ、長澤まさみの尻パンはなんだったのだろう…尻でなくとも、と言う気持ち。
#感想


No.363
488 字
昨日の続きです!#夏という月日 読み返したら#グッとくるやつ でしたポイント紹介!

告解
https://lol8.oops.jp/tx/summer/007.html
虚偽に敏感な彼らだからこそパウリーの正直さが分かってしまうという皮肉!ルッチが素っ気なく返すと、パウリーは視線を空に彷徨わせて少し間を取ってから真面目な声音で「なあ、何かあったのか?」と心配した。嘘の気配に敏感なルッチとカク、ブルーノには、悲しい哉、その心配に嘘がまったくないのがわかる。こういう男を騙しているんだった、とルッチは改めて自覚した。そんな男をおれは今日も騙す。

豪雨
https://lol8.oops.jp/tx/summer/010.html
我ながらさも避難したことがあるような書きぶり🤦‍♀️祖母とパウリーのご両親、パウリーがそばにいて、避難所だったけどそこにはいつもの日常に近いものがあった。おばさんは、いつも私と祖母の分のパニーニも作ってくれて、ピクニックのように過ごしたのを思い出す。みんなでカードゲームをして、パウリーはよく無茶な勝負に出ては負けていた。悔しそうにするパウリーをなだめ、明かりが落ちるのに合わせて、続きはまた明日とタオルケットにくるまる。暗くなると一転、馴染みのない天井と知らない人の息遣い、衣擦れの音。なかなか寝付けなくて、朝方にようやくうとうとした。毎回、寝付いたくらいに起こされる羽目になり、外に出ると決まってからりと晴れた空だったから、眩しさが恨めしかった。快晴の下、カードゲームの続きをすることはない。そうしてまた次のアクア・ラグナがくる。

急流
https://lol8.oops.jp/tx/summer/012.html
なーんも聞かず受話器もそのままに走り出してくれるパウリーが好きだ!『はい』
「パウリー! いますぐ海列車に乗ってセント・ポプラにきて!」
 お願いだから! はやく!
 受話器の向こうからドタバタという足音のあと、バタンとドアが閉まる音が聞こえた。
 肩で息をしながら、静かに受話器をおく。駅に走り出す。


夏という月日
https://lol8.oops.jp/tx/summer/013.html
それはそれ、これはこれ、と線引きしてカラッとできるパウリーが好きだ!「わたし、カクさんのこと好きだった」
 ウカはまるで罪を告白するみたいな青い顔だった。
 恋の話にはそぐわない、あまりの神妙さに、ぶは、と噴き出してしまう。何を言うかと思えば。
「なんだよ、それ! 別にわるかねえだろ?」
 でも、と続くウカの言葉を無理矢理遮る。
「カクはいいやつだよ」


イミテーションジュエリー
https://lol8.oops.jp/tx/summer/015.html
パウリーの「本当のお願い」はパウリーとカクさんしか知りません。「すごくひどいことを言うんだけど」
「ん?」
「お金、が一番喜ぶ気が」
「それは開口一番、本人からも言われたわい」
 カクさんは心底呆れ果てた様子で首を横に振った。パウリーのやつ、本当に言ったのか。なんだか私まで申し訳なく思って、なんかごめん、と幼馴染の代わりに思ったまま謝る。残念な幼馴染から、他にリクエストはなかったのか聞いてみるが、カクさんは少しの間のあと「くだらんことしか言わなくてのう」と困ったような顔をした。ヤガラレースの馬券でもねだったのだろうか。あり得る。


美しい過去は嘘に似て
https://lol8.oops.jp/tx/summer/016.html
一歩引いた距離感で描写する二人は新鮮でした。 昔、副社長とよく一緒にいたカクさんという職人さんは人当たりも良くて、まあまあ話した。カクさんは「お菓子を寄せる人」で、街の人からもらったお菓子を、一人じゃ食べきれんから、とよく課に横流ししてくれた。そんなカクさんは、もう二年も前に辞めてしまったけど。
 あとはルッチさん。ルッチさんは変わった職人さんで、理由はよく知らなかったが肩にハトを乗せて、ハトを介して話す人だった。そのくせ、面倒見はいいのか、なかなか書類を出してくれない副社長を引きずるように連れてきて『このバカが迷惑かけてすまない』と副社長の代わりに謝ってくれたりした。それで顔見知りになって、廊下やドック内で会うと、会釈をするくらいには知り合った。でも、ルッチさんもカクさんと同じく二年前に辞めた。

No.362
1835 字
最近、#夏という月日 に👏頂いたり感想頂戴したりしたので、また一から読み返してみました。そしたら書いてから時間が空いたからなのか拙作ながら#グッとくるやつ なポイントに改めて他人事のように気づいたのでまるで他人事のように紹介させてください。

偽証
https://lol8.oops.jp/tx/summer/002.html
葉巻を吸わずにずっと作業してくれたパウリー、いいやつすぎんか!?腕を頭の上にうんと伸ばしながら二人で部屋の外に出た。パウリーよりは絶対に働いていない背中が、それでもぼきぼきと悲鳴を上げる。傾き始めた日が水路に反射してきらきらと眩くのを見ながら、「細けぇとこはまた明日だな」とパウリーが今日初めて葉巻に火をつけた。その様子に、葉巻も吸わずにずっと作業してくれていたのだと今更気づいた。
ただいま
https://lol8.oops.jp/tx/summer/004.html
辛い状況下でも笑ってる子供たち…😿もちろん、いい大人たちもいた。でもいいニュースはなかった。会社がつぶれた、海賊が来た、海に出た大人たちが帰ってこない。子供は大人たちの顔色をうかがって過ごしていた。息を殺して、はしゃがぬよう。大人たちがいないところでだけ、息が吸えた。パウリーとは、あの頃をそういうふうに過ごした。母親や祖母に倣って、そうっと。ある時は手をつないで、道に転がる男を起こさないよう、抜き足差し足で通り抜け、ある時は、酒瓶を片手に涙ぐみながら、訳のわからないことを喚き散らす男から、走って逃げた。逃げおおせた路地裏で、声を殺して笑った。
こういうところはちゃんとしてるパウリー良き!パウリーからは、島を出てすぐ、まだ私が船に乗っている頃にカードが一枚届いた。『ちゃんと帰って来いよ』と一行走り書きしてあるだけだったけど、カードを買って、書いて、ニュース・クーと交渉し、まだ海の上にいる私に届くよう手配するのは、間違いなく手間だったはずだ。私も憧れの島に着いたらすぐにカードを送った。『着いたよ』と。それ以来、カードは届いていない。
群舞
https://lol8.oops.jp/tx/summer/005.html
この幻覚は十数年見ているものです。空からやってきたその人は落ちてきた、とも言えるかもしれない。けれど、落ちるそのスピードも自分の意のままにしているような、不思議な光景だった。ハトたちが群れるその真ん中にふわりと音もなく着地する。すらりと降り立ったその体躯から「彼女」ではなく「彼」だとわかった。それまでせっせとパンくずをついばんでいたハトたちは、彼が一歩足を踏み出すと、今さら彼の存在に気づいたみたいで、彼の着地からワンテンポ遅れて慌てて飛び去っていく。
 彼は、飛び立つハトの中をゆっくり、でも軽やかな足取りで向かってきた。目深に被った白い帽子で目元は見えなかったが、口元からは笑みが覗いた。ハトはまだ飛び去り続けている。
 そして、最後の一羽が空に舞ったのと同時に。

かる~いカクさんが書きたかった!「いやあ、すまん。遅くなった」
「カクが遅れるなんて珍しいじゃねえか。何かあったのか?」
「子猫が木から降りれんようになっとってのう。下ろしてやって、木のそばでおろおろしてたお姉さんが、その猫を飼うっちゅうから、ちょっと立ち話を」
「うわ」
『後半は余計だ』
「なんじゃ、僻みおって。悔しかったら猫を助けてみい」

雲間
https://lol8.oops.jp/tx/summer/006.html
ルッチに辛辣なカクさん人懐っこいカクは、入社してすぐに「わしはカク。お前さんはパウリーじゃろ、よろしく」と短く簡潔にわかりやすく声をかけてきた。最初は「……おう」と人見知りをして素っ気なかったパウリーだったが、歳も近く大らかで気のいいカクとはすぐに打ち解けてつるむようになった。ルッチに声をかけにいこう、と誘ってきたのもカクだ。「仲良くなったら面白そうじゃろ? 肩にハトじゃぞ?」今となっては、カクの言葉に乗ってみてよかったなと思っている。
当然のようにご飯は一緒と思っているカクさんパウリーは、まだ誘っていないカクが、すでにこのまま自分と食事するつもりになっているのに気づいて、気づかれないように口の端だけで笑った。気づかれると、またカクが怒るから本当にそっと。
全然絞れない!自画自賛すみませ~ん!
No.361
1820 字
夏という月日を読みました。…~さま(11/3 17:03)
「夏という月日」を読んでくださり、また、メッセージまで頂戴し、ありがとうございます!嬉しくて、つい自分でもまた読み返してしまいました。
色んな所で書いていますが、私はどうしても「お前らを本当に仲間だと思っていた」と涙ながらに叫ぶパウリーに「ルッチもカクもそう思ってたはず!」と言ってあげたくて、そのために書いたシリーズでした。なかば自分のために書いたものだったので、そうしたシリーズで少しでもモヤモヤしたものが晴れたのでしたらこんなに嬉しいことはありません。
街にいた人の話を聞いてるみたい、とおっしゃっていただけて、夢女冥利に尽きます!また、始終、夏を感じていただけたのも嬉しいです。
参考にしていただく、というのはとても恐れ多く、加えて、参考にして頂ける部分が果たしてあるだろうか…とも思いますが、仮に「恋愛要素の薄い、恋愛を軸としない夢創作」という点でしたら、私も悩んだ部分で、でも書き終えた今はこの形で良かった!と胸を張れますので、何かしら背中を押せるかもしれません。どうぞご自身の「書きたい」を貫かれますよう。拙作がそういった部分で、何かしらの一助になるようでしたら嬉しく思います。
重ねてになりますが、読んで頂いただけでなく、感想まで送ってくださってありがとうございました。今後の創作の糧にさせていただきます。畳む

#お返事

今日も!#夏という月日 にたくさん👏くださって嬉しいです~!日記にも!
#お返事
No.360
640 字
うぇぶぼ🦒いっぱいだ~!ありがとうございます!とここで叫んでも届かないかもしれないけど…。
あと、#夏という月日 だけじゃなくて短編にも👏もらえて嬉しいです!日記も来ましたボタンも!わーい!わーい!
いい加減、来ましたボタンに何か…もっといい名前をつけたい…
#お返事
No.359
135 字
パラサイト 半地下の家族 観ました
https://www.parasite-mv.jp/
ようやく観ました~。ついつい観る前に評判を気にしてしまうので、これも衝撃のラスト!にドキドキしながら観てたのですが、思ったより衝撃ではなくちょっとしょんぼり。むしろ、前家政婦が訪ねてきて、先住民が発覚するまでが一番ハラハラしてしまった笑。普通は家主の許可なく、すでに解雇してる人を家に入れたりしないと思うんだけど…そこ気にしたら話が始まらないから仕方ないのか。それともこれがパラサイト一家の「教養のなさ」みたいなものを表してるのかな。
勝手に、人の好いお金持ち一家が隠している秘密、でもあるのかと思っていて、もっと言えば、お金持ち一家も実は過去にパラサイトして今がある、とかかと思ってたんですが全然違った。お金持ち一家は普通に善良な家族でした。
パラサイト一家を悪気なく傷つける言葉として「ニオイ」をあげていたのが、うわああと思いましたね。言動とか振る舞いとかではなく、ニオイ。染みついて容易には取れないだろうなと思わせる言葉でした。
全体通して、サスペンス寄りのコメディ、といった感じで観てしまったから、検索して「気持ち悪い」が出てくるのにびっくりです。あんまり嫌悪感は感じなかったな。登場人物の誰のことも共感しないし応援みたいな気持ちにならなかったからかな?適度な距離感があったというか。あと、うじうじした人がいなかったのが良かったです。個人的にはそっちの方がイライラしちゃうかも。
#感想

No.358
646 字
悪人伝 観ました
https://klockworx-asia.com/akuninden/
アニキ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
サイコパスVSヤクザ、最高でした。というのも、こういう系って弱者が被害者になることが圧倒的に多くて、あまりに不条理で悲しくなりますよね。これももちろん大部分がそうなんですけど、等しく無差別だったために、サイコパスがヤクザの組長をターゲットにしちゃったところから話が始まるという掴みがまず最高でした。
アニキ、刺されながらも反撃して、サイコパス返り討ちにするんだもん…こんなのみたことねえや!アニキ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!
結局、人を殺す理由はわかんないし(命を弄んでる云々…)、ただ刺して殺すだけなので、ハウダニット、ホワイダニット的な楽しみはなかったけど、警察とヤクザが裏で手を組んで、協力はするけど先に見つけた方が勝ちだと協定を結んで、少しずつ絆が生まれていくのは#グッとくるやつ でした。でも慣れあわない、というところもまた良かった!警察は警察の、ヤクザはヤクザの、それぞれの正義?主義?みたいなものを崩さないのがかっこよかった。
最終的にはアニキが捕まえたので、拷問につぐ拷問をするかと思いきや、結構あっさり殺そうとしちゃうのは「アニキ!?いいんですかい!?」と思いましたね。「さっさと殺せよ!」っていうサイコパス殺しちゃったら、なんか違くない?まあ結局、そこに刑事が突っ込んできて、最終勝者は警察側(法で裁く)となったのですが、こっからがまた!アニキ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!
正直、サイコパスが捕まってからが一番盛り上がったな~。捕まえたものの、状況証拠しかなく、物的証拠も自白もない中、このままじゃ死刑に出来ない…とハラハラしたところで「本事件の被害者で唯一の生存者」として証言台に立つアニキ~~~~~~~~~~~~!ですよ!!!!!!!しかもアニキは指名手配中だったんです。それなのに、サイコパスを死刑にするために!!!証言台に立つ=逮捕される、という状況だったのに!!!!「俺も悪人だがそいつは生かしといちゃいけねえ悪人だ」として来てくださったんですねえ!アニキ~~~~~~~~~~!!!!!!
そしてラストのラスト。刑務所へ収容されるアニキ。所内を見渡すと、そこにはサイコパスが。そう、アニキは取引してました。「(証言してもいいが)条件がある。あいつと同じ刑務所に入れろ」と。にやりとするアニキ~~~~~~~~~~~!!!!!!このラスト15分くらい?で畳みかけられたアニキ~~~~~~~!!!!に平伏です。ただじゃ起きねえ!警察側(法)もヤクザ(無法)も大勝利、という感じで最高でした。(細かいこと言えば、サイコパスVSヤクザの戦いはこれからだ!と言う感じでしたが。)
それにしても人はなぜ不良が善行すると#グッとくるやつ なんでしょう…。両さんも言ってるのに。「普段から真面目な人が一番偉いんだ」と。悔しい。アニキは最高です。
#感想

No.357
1276 字
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