BUKKOMI

脳直日記です

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#お返事

漫画家入門 読みました
https://shonenjumpplus.com/episode/14079...
クラスで孤立している主人公は漫画さえあれば生きていけると思っているが同時に「からっぽ」な自分にも気づいている。最高の人生に必要なものは「恋愛」や「友情」だと考え美術部をはじめとして、運動系の部活や文化系の部活に体験入部し挑戦してみるがうまくいかず、入部を断られてしまう。他人は必要ない、必要なのは「努力」と思い至った主人公は文化祭で発表(展示)する漫画を描くことにする。アルバイトで画材代を稼いだり、己の過去やトラウマと向き合いながら苦労して漫画を描きあげ展示するが、評価は散々だった。早退しようとしたところで美術部が展示していた絵に目を奪われる。その絵を描いたのは、美術部に体験入部をした際「漫画を描いてきたら話すかも」と言っていた女生徒だった。絵の前で呆然としていると、不良が「漫画はつまらない。絵も落書きだ」と絡んでくる。絵を侮辱された主人公は、人生に必要なのは「勝利」だとして不良に殴りかかる。返り討ちにされ「つまらない人生だ」と天を仰いでいると、女生徒から「(漫画が)面白かった」と声をかけられ、美術部への入部許可をもらう。外ではバンド演奏が盛り上がっており「挫折したり色々あったけどこの光景を見ると無駄なことなんてなかったと思える」というコメントが聞こえてくる。#あらすじ畳む
色んな主人公がいてよいと思うのですが、私はあまり共感、応援出来ないキャラクターでした。というか全体的に魅力的なキャラがいなかったというか…。主人公も鬱屈としているけど、先生もひどいし、不良もひどいし。美術部の女の子は美人で我が道を行く感じが良かったです。求む推せるキャラ。
#感想

せっかくなのでまた書いてみました。次は「私が考える最高の「竜とそばかすの姫」」とかやりたいです。プライベートで凹むことが続いておりなかなかしゃきっと出来ませんが、そのうちむらむらっと起き上がれると思うのでしばらくはこんな感じです。
No.352
907 字
なんにもない、なんでもない 読みました
https://shonenjumpplus.com/episode/14079...
中学生の歌凛は登校中、突然過呼吸に襲われ、学校に行けなくなる。日中はそっと家を抜け出し、過呼吸で動けなくなったときに手を差し伸べ助けてくれた老人と公園で過ごすようになる。歌凛は自分が十分恵まれていて幸せなはずなのに「なにもない」「辛い」と感じてしまう自分に罪悪感を覚え苦しんでいた。家庭環境の悪化から荒れてしまっている同級生には「ラクでいいな」と揶揄され、あてつけに死んでやろうかと踏切の前に立つが、思い直し電車を見送る。するとそこには老人がいた。老人に「こんな自分を消してしまいたい」と吐露すると、老人から「死体を見に行くか?」と誘われる。老人の友達が火葬されるという。冷たい遺体に触れ、焼かれた骨を拾う歌凛。老人から「なんにもなくて良い、なにもなくたって苦しいもんだ」と、群れに帰るよう諭される。望んでいた『死』を見せてもらい、苦しいのはすぐには消えない、とわかった歌凛は、開き直って「やりたいこと」をやることにする。#あらすじ畳む
「なぜ自分が苦しいのかわからない」のはさぞ辛かろう、と思います。わたしもよく「なんか」「なんとなく」という言葉を多用するので、「なんか良い」「なんか辛い」「なんかしんどい」はなんとなくわかる。歌凛と対比されていた「なにかある」彼も、本当のところは、わかってるふりなんじゃないかなあと思いました。だってそんな明瞭に「辛いのはこれのせい(だけ)だ!」ってならないよねえ。
#感想
No.343
681 字
ドラキュラ伯爵の終活 読みました
https://shonenjumpplus.com/episode/14079...
両親を吸血鬼に殺された主人公が復讐のために吸血鬼ハンターになり吸血鬼を倒していく。ついに希少な純血種であるドラキュラ伯爵の討伐に向かうが歯が立たず、逆に長生きに飽きたというドラキュラ伯爵の終活に付き合わされる羽目になる。ドラキュラ伯爵の「死ぬ前にやり残したこと」を手伝ううちに少しずつ距離が縮まるが、最後の「やり残したこと」をドラキュラ伯爵に問い詰めるべく城内を探し回っていると、師であり恩人でもある吸血鬼ハンターがドラキュラ伯爵を倒し血を啜っていた。実は、このハンターこそが両親の仇だった。真の仇に手も足も出ない主人公が殺されるすんでのところで、ドラキュラ伯爵が復活する。しかし、長らく血を飲んでいないドラキュラ伯爵は力及ばずハンターに殺されかける。伯爵を庇ったのは主人公だった。主人公の血を飲み力を得た伯爵は、ハンターを道連れに城に火をつける。崩れ落ちる城を見ながら「責任取れよクソ吸血鬼」とつぶやく主人公。主人公もまた、伯爵から血をもらっていたのだ。「失礼だね」と声をかけられ振り向くとそこには伯爵がいた。「殺されたいか?」との問いに「生きたい。君とともに」と答える伯爵。二人はともに生きていく。#あらすじ畳む
コメディかと思って読んだら違いました。主人公も伯爵も両親を殺されていて、敵同士なのに同じ傷を持っている、というのがいいなあと思いました。あと伯爵が主人公とは違いすでに復讐を「済ませている」というところ。主人公に対して説得力があるなあと思いました。

モンキートリック 読みました
https://shonenjumpplus.com/episode/14079...
竪穴式住居で起きた日本最古の密室殺人事件。ウジャクが家に帰ると妻が死んでいた。妻の身体にはウジャクの槍が刺さっていた。ウジャクの槍が刺さっていたのだからウジャクが殺したのだ、という村人に「ウジャク以外の誰かが殺したのかもしれない」と異を唱えたのは旅人のワユタだった。ワユタは「おかしいと思ったことをそのままにしたくない」と聞き込みなどをしながら情報を集めていく。しかし村人たちは「真実」より「群れの損失」を重んじる。「真実」を諦めたワユタは村を出ようとするが、殺された妻とのこれまでを振り返ったウジャクが泣きながら「『真実』がわかれば妻のためになるだろうか」とワユタを引き留める。ワユタはトリックを暴き、犯人を見つけ、犯人に犯行を自供させる。「妻を殺したのは『俺』であり『群れ』だ」と感じたウジャクはワユタと一緒に旅に出る。#あらすじ畳む
コメディとシリアスのバランスが良かったです。コメディ部分は「日本最古の殺人」ということで、アリバイという概念がないためにワユタの説明がうまく伝わらなかったり、村人がぽかんとしちゃうところがふふっと出来て好きでした。シリアス部分は「共同体であるがゆえの恐怖」というか。弱いからこそ群れないと生きていけない、でも、その群れに貢献が出来ないと圧倒的な弱者で、群れの中で虐げられてしまう。助け「合い」が出来ない、一方的に助けられるばかりでは生きていけない、シビアな世界で、なんていうか、弱いから群れてるのにそこで弱いものは淘汰される、という矛盾?を感じました。
#感想
No.341
1425 字
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