favorite いいね
夢小説,官能小説,短編,ONEPIECE,adlut night 1260字 No.125
初期表示に戻る
Powered by てがろぐ Ver 4.7.0. Powered by Charm.js
やめて。
「先、ぱい……これ、は、やり……ッ、すぎかと」
ガレーラカンパニーに『恋人』のお弁当を届けに来たら、カク先輩に見つかり呼び止められ、そのまま使っていない倉庫に引き込まれた。最低限の前戯を終えると下着を下ろされ、立ったまま後ろから挿入された。あの程度の前戯で、抵抗なく挿入してしまえるほど反応してしまっている自分も、この状況に興奮してしまっているのかもしれない。
「これ? どれのことじゃ?」
カク先輩は先ほどから焦らすような動きしかしてくれない。あと少し、のところでゆっくり抜かれてしまい、冷静になる前にまたじっくりと押し込まれる、の繰り返しだ。丁寧に丁寧に、形を覚えこまされるような想像を勝手にしてしまい、私はひとり背筋をぞわつかせた。
「そ、挿入、は」
もし誰かに見つかったら、と続けたが、自分の言葉ながら、今さら過ぎる。もっと手前で制止すべきタイミングはいくらでもあった。挿入だってもう何度抽送を繰り返したことだろう。鼻で笑われるかと思った言葉だったが、カク先輩はこちらの予想に反して腰の動きを止めた。抜きはしなかったが。
先輩は、あやつに悪いとでも? と言い、自分のモノを私のナカにおさめながら、首筋に舌を這わせ、無防備だった胸を責めた。先ほどの刺激は支配的だった。快楽に飲み込まれ、何も考えられなくなる。一方、こちらはゆるゆると少しずつ蓄積されていく刺激だ。少しずつ、少しずつ、大きくなっていく。彼曰く、入れたままこうすると私のナカが刺激に反応してひくつき、動かさなくてもなかなか楽しめるのだという。意識すると、確かに下腹部がぎゅうとなり、入っているモノにまとわりつき、締めつけて離さない己の肉壁が想像できた。
いつの間にか、彼の舌は耳を、左手は胸を、そして右手はクリトリスを弄んでいた。全部違う気持ちよさだ。舐められた耳は肌を粟立たせ、くりくりと弄られる胸は脳を甘く痺れさせる。上下に優しくこすられるクリトリスは、弄るほどに膨らみ、先輩を楽しませたようだった。
ほどなく私は呆気なく達する。先輩は達する時の締めつけが特に好きらしく、これまでも何度も同じようにされてきた。先輩は収縮を心ゆくまで楽しんでからゆっくり引き抜いた。その刺激にまた小さく喘ぐ。先輩は壁に手をついて息を整える私を振り向かせたので、今度は壁に背を預けることになる。
何をするのかと思えば、先輩は膝をつき、先ほど散々いじった淫核に唇を寄せた。
「ちょ、先輩ッ。やめ」
言葉はそこで途切れ、そのあとはおおよそ言葉とは言えない声が漏れだす。せめてもの抵抗で両手で先輩の顔を離そうと試みるが無駄なあがきだった。カク先輩は上目遣いでこちらの反応を見て楽しんでいた。そして一言。
「思ってもないくせに」
無機質な響きだった。
ばれてる、と思った瞬間、さらに感度が増した気がした。
やめて。勘違いしてしまう。
title by icca
おしまい