BUKKOMI

memo

⚠️脳直気味です

献身 #あとがき
https://lol8.oops.jp/tx/summer/011.html

カクさんのルッチに対するクソデカ感情と「ルッチが死んだらどうしよう」と弱気になるカクさんが書きたくて、どちらも満足できるほどに書けたので大変満足しています。
以下は自分でも気に入っている部分です。


「ねえ、パウリーに会いたい?」
「別に」
「嘘つき」
「そうじゃとも」

 カクさんの迷いない返答に、ぎゅっと拳を握った。
 もう何度もシミュレーションしたかのような反応だった。何度、脳内でひとり自問自答したのだろう。想像して、胸がぎゅっと締めつけられる。


「よかった」

 カクさんが、独り言のようにぽつりとつぶやいた。

「え?」
「今日、ナマエちゃんに会えて良かった」

 はじかれたようにカクさんを見る。横顔だけではカクさんの真意はよくわからない。

「それも、嘘?」
「そうに決まっとる」

 嘘つきが嘘だけついてくれるなら。
 正直な嘘つきの肩に、今度こそ手を置いた。震えも体温も感じないが、カクさんが「すまんの」と小さくこぼすので、私は「友達だから」と応じ、早くルッチさんの目が覚めますようにと、神様とかに祈った。
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#夏という月日
No.242
527 字
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