BUKKOMI

memo

⚠️脳直気味です

とりあえず本文 #短歌 がまだ決まりません #進捗

おれたちは厭わない
 感情は往々にして間違いを招く。おれたちがしているのはそういう仕事だ。わかりきっていることなのに、何度も何度も確認する羽目になる、くだらないそれ。まるで、物わかりの悪い子供のようで、吐き気すらした。
 任務遂行のために犠牲は厭わない。どこにでも行って、どんな存在にでもなろう。親にでも、息子にでも、兄にも弟にも、友達にだって。仲間でもいいし、恋人でもいい。ライバルでも敵でも味方でも。お望みならばなんにだってなってやろう。どんな軽蔑も、どんな賞賛も、喜んで浴びよう。
 だがしかし、ここまでするからには失敗は許されない。挫けることも、転び、そのまま地に伏したままでいることも。

 今回の潜入先は、水の都と呼ばれる造船業の盛んな街らしい。任務の内容は、船大工として島一番の造船会社で働き、市長でもあり社長でもあるアイスバーグという男から、ある設計図を奪うこと。それは代々、船大工の間で受け継がれているものだという。それならば、自分たちがその後継者として選ばれるのが、一番面倒が少なくて「平和的」だ。
 カクも同じく船大工として、カリファはアイスバーグの秘書として、ブルーノは島の酒場の主人として、同じ目的のためにその水の都で任務に従事することとなった。与えられた猶予は五年。早く終わるに越したことはないが、その年月の長さが任務の困難さを物語っているように思った。
「ブルーノはもう発ったそうじゃの」
 潜入前、最後の打ち合わせと鍛錬を兼ねて、カクを訓練場に呼んだ。カクは訓練場に入るなり、鑿をくるくると手元で弄んだかと思えば、しゅっと軽い音をさせて、壁に投げた。瞬間、矢か光線のようにまっすぐ壁に刺さったそれは、止まっていたハエを壁に縫い付けた。
「命中じゃ」
「ガキじゃねェんだ。はしゃぐな」
 相変わらずつまらんやつじゃのう、と両手を腰にあてたカクがぼやく。相変わらず、とは聞き捨てならんと思ったものの、カクの軽口は聞き飽きている。そのまま流した。
 カクもおれも必要な訓練は受けた。あとは五年の間に、さらに技術を磨いてのし上がり、アイスバーグの信頼を勝ち得て、設計図にもっとも近い存在となればいい。在り処がわかればそれもよし。さっさと奪ってしまってもいいだろう。長くて五年。大した年数ではないが、一般市民から紙束を奪うのがそんなに困難なことかとも思う。諜報員を四人も費やして。
「面倒な任務じゃのう」
 四人で五年。カクは韻を踏むような調子で言った。内心を見透かされたようで、気に障る。ただでさえおどけたような顔をしているカクの真意はよくわからない。同意を求めているのか、いつものように窘められたいのか。
「そう思うならさっさと済ませればいい」
 カクは、やっぱりなというような顔で肩を竦める。そうして「やっぱりつまらんやつじゃ」と呆れた。その日は結局、それ以上は大した言葉も交わさず手合わせに終始した。

 とうとう、カクが水の都へ赴く日となった。Galleyと描かれた白いキャップを被り、普段よりずっと明るめの服を着こみ、腰に鑿を引っさげたカクは、まあまあさまになっていた。少なくとも「人殺し」には見えない。
「どうじゃ? なかなか決まっておろう?」
 癪だが、にっと笑って白い歯を見せるカクの言うとおりだった。ブルーノもカリファも、少しずつ時期をずらしながらも、すでに任務を始めている。おれもそろそろだろう。
 おれたちは正義を背負うもの、正義を語るもの、正義を信じ、正義に集い、正義を体現するもの。どんなに汚れていようと掲げる言葉は「正義」の二文字だ。散々払う犠牲は決して無駄にしない。
「じゃあの」
「ああ。せいぜいへまするなよ」
 何年、地を這おうとも。正義は必ず完遂する。
畳む

#水の都で過ごした
No.495
1596 字
鬼火 #あとがき

書き直しました。
このシリーズは(このシリーズも)ちょうど本誌に連載、コミックスが発売してた頃(2004年~)に書いていたもので、今読むとそれはもう拙いところがたくさんあるのですが、当時はとにかくCP9という存在に夢を見ていて、簡単にいうと「正義のために汚れる彼ら」にかなり落ちていて、思い出補正がかかっているのは承知の上でお気に入りのシリーズです。
大人になり&世界政府のくずっぷりが露呈した今となっては、もうこんなふうにはなかなか書けないなあと思っているので、なるべく当時の気持ちはそのままに、拙いと感じた部分を修正したいなあと思って書き直しました。
なぜ「鬼火」から書き直したかというのは本当になんとなくです。いつも1話からやろうとして挫折してるので…笑。あとどうせ書き直すなら短歌も練習したいなと思って、短歌も追加しました。
「鬼火」は正義のためならなんでもしてしまえる彼らだって血が通った人間なのだということが書きたかった(と思う)のですが、まあほんと…夢見てたよね…。書き直すにあたって、やっぱり「狂気」を感じてしまうよなとも思って短歌にはそのあたりを込めたつもりですが難しいな。結局、短歌と本文とでぶれた気がします。精進します。
当時の内容はこちらです。恥。
https://lol8.oops.jp/tx/piano/005.html
畳む

#更新履歴 #水の都で過ごした #短歌
No.494
607 字
天竜人には逆らうな
ピクシブには載せていたんですがこちらには載せていなかったな~と思って載せました。久しぶりに読んだらずいぶんやりたい放題でにっこりしました。不完全燃焼なので、いつか当初目標でもある「天竜人の気まぐれで衆人環視の中、開発されるカクさん」を書きたいです。

小説のCSS変えたくてちまちま調整しているのですが、途中で面倒になってしまいましたすみません…。せっかく一度統一したのに…なぜ飽きるのか。しばらくぐちゃぐちゃしてるかもしれませんが気長にお待ちいただけますと幸いです。
#更新履歴 #サイト

たぶん!終わりました!#追記
No.493
273 字
adult night
18禁小説掲載ページにこれまでワンライで書いていたR18短編をまとめて掲載しました。取り急ぎ5つ。自分でもすっかり書いたの忘れてたのもあって新鮮でした。
#更新履歴

改装しました。リンク切れなどあったら教えてもらえると嬉しいです。
#更新履歴
No.492
136 字
20240125203559-admin.jpeg糸綴じしてみようかと思って印刷したのですが、糸綴じのやり方調べてるうちにめんどくなってやめてしまったやつです。印刷所に頼んで印刷するのも楽しいんですが、段々と家庭用プリンターでも全然楽しい気持ちになってきている。中身はワンライで書いたえっちなやつです。家族に見つかる前に滅しました。
#同人誌・ZINE
No.491
158 字
2024/1/25 15:21にWAVEBOXから「寂!!!」とメッセージ下さった方へ

ヒンッ!ありがとうございます~元気です!!ちょろいので早速日記書きに来ました。と思ったけどTwitterからだったらどうしよ…いやきっとサイトから!と信じて!ありがとうございます!
畳む

#お返事

うぇぶぼから「寂!!!」とメッセージ頂いたので、のこのこ書きに来ました。へへへ。saezutter では少し触れましたが、最近は「葬送のフリーレン」を買って一気に読みました。作品に流れている、悠久の時の流れが切ないです。人間の寿命では決して成し得ないものを信じて託してくのが切ない。勇者ヒンメルはもちろんのこと、南の勇者が自分は死ぬと分かっているのに後の勇者のために、と死地に赴くのはとても#グッとくるやつ でした。それをフリーレンだけが知っているのも。原作はさっぱりとした読み口だけど、アニメは演出が良くてかっこいいです。
鬼滅の刃で善逸が蜘蛛の鬼を倒すシーン(霹靂一閃 六連のシーン)も原作だとわりとあっさりしているんですけど、アニメだとめちゃくちゃかっこよく演出してくれてて、フリーレンもそんな感じです。アウラを前にして「お前の前にいるのは千年以上生きた魔法使いだ」ってネタバレするとこ、アニメだとかなりぞわっとしました。原作だと一コマだけど、見開き使ってもいいくらいだと思う。フリーレンって、見開きで見せるシーン少ない気がします。スマホとかで1ページずつ読む人を意識してたりするのかな?
ヒロアカの6期もようやく観ました。めっちゃ泣きました。原作読んでた時は、かっちゃんを許せる気がしなかったんですが、アニメの効果はすごい。ゆるしました。
キスミーモアは全然進んでない!己の設定と原作の設定を覚えていないので、いちいち設定確かめるために読み直して…と効率が悪すぎる。編み物はセーターを編みたくて頑張って勉強中です。
#日記
No.490
810 字
やりたいことがたくさんあるのですが、どうしても時間は有限なので、日記のペースを落とすことにしました😿反応いただけるのとても嬉しくて毎日何かしら書いちゃっていたのですが…!
それに伴って、日記につけていた👏を一時撤去、サイト下部に設置していたメールフォームも一旦外して、WAVEBOXへのリンクを上部に持ってきました。メールフォーム(コイブミ)ですがこちらメール通知がうまく働かないことあったので…通知が確実なWAVEBOXにしました。通知は確実なはずなのでメッセージはお気兼ねなく!
来たよ🐾ボタンは日記のPASS配布にも使っていたのでそのままにします。saezutter もこれまでと同じように使っていきます!
といいつつ、書きたいことがあるときは普通に書きに来ますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️
#更新履歴 #サイト
No.487
416 字
RSS

or 管理画面へ