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魅惑の唇に毒を#掌編  書きかけ
 それは触れるくらいの、だとか、啄むような、だとか、そんな可愛らしいものではなかった。荒々しく、貪るようで、呼吸も儘ならない。カクがぎょっとした数秒は時間にしては僅かなものだったが、随分長い時間にも感じた。カクは思い出したかのように彼女を突き飛ばす。畳む
No.438
142 字
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